自由葬という選択

こんにちは。

手元供養品の販売と
海洋散骨の企画運営の広島のアスターせと

葬祭トータルサポートセンターの
ファミリー葬さくらです。




従来のお葬式と違い、

宗派やしきたりにとらわれない葬儀のことを

自由葬と呼んだりします。




もちろん理由はさまざまですが、

最も大きな理由は、『故人が望んだから』。




昔は、誰にでも菩提寺があり、氏神様がありました。

日本人はなんでも受け入れますから、
神仏どちらもありがたいとお参りしていました。



しかし、昨今ではそういった宗教心が薄れ、

手を合わすことだけは知っていますが、

お寺のしきたりや、神社への参拝の仕方もわかっている方は少なくなっています。



初詣にはこぞって出かけるものの、

お願いごとだけし、

それが叶ったからと言ってお礼参りをする人が

どれだけいるでしょうか。




そんな世の中ですから、

生前お経の「おの字」もあげたことがないのに、

死んだからと言って「お経」など…。

と思うのは当然のことかもしれません。




そんな方が、「自由葬」という選択をされたりします。



好きなお花ばかりの祭壇にしてもらいたい。


好きな音楽をかけてほしい。


死に装束も憧れのドレスで。


写真をプロジェクターで流してほしい。


大好きだったものに囲まれて大好きだった人たちだけでお別れしたい。




このように、ご生前からはっきりとご希望があれば

そのように行うことができますが、



「わしゃ～坊さんはいらんけー」とだけ言い残された方。


とは言っても親戚がうるさいから、
お寺さんに来てもらいましょう。

となることもありますし、

いや本人がそう言ってたんだから、と

宗教者は呼ばずに、お式を進行させることもあります。


例えば、弔辞の代わりに、

子どもさんや、親友の方からへのお手紙を読み上げたり、

お焼香の代わりに、メッセージを書いていただいた紙を

それぞれがお供えされたり…。



今回弊社が執り行わさせていただいた自由葬では、

ご遺族の方がご用意された

思い出の写真や品々を展示させていただきました。






また、あるご家族は、

ご自宅でゆっくりじっくりご家族だけでお別れされました。

合間を縫うように、ご友人が弔問にいらっしゃっておりました。

その後、ご自宅から出棺。そして火葬…。と

セレモニー的なことは一切、拒否されました。




仏式・神式・自由葬等、どういった形式であれ、

送る側と送られる側のお気持ちに沿うことができるよう

そしてご納得いただけるよう

お手伝いさせていただきたいと思っております。





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